OUTLINE

INTERVIEW

三菱地所が育んできた街の求心力を最大限に活かしながら魅力アップ

タピオでは、「お客様調査」を年に1回、各テナントを対象にした「店長面談」を年に2回実施しています。この2つをもとに、リニューアルに向けた課題を3点に絞りました。
まず1点目が、プラチナ世代向け・お子様向けの商材強化です。もともとタピオは、祖父母世代からそのお孫さんまで、幅広い年齢層のお客様にお越しいただけている商業施設です。その割に、ご高齢者やお子様向けの商品を扱う店舗が少なかったのです。
2点目が、ハイグレードな商材を扱う店舗の誘致。従来は、おもてなしやお中元・お歳暮など、格調が重視されるようなニーズに応えきれていなかったという反省がもとになっています。
そして3点目が、20代から40代のお客様を主眼に置いた店舗の入れ替え。この年代はお客様のなかでもコア層になりますから、マンネリ化を防ぎ、新鮮さを感じ取っていただく必要があるのです。
以上を踏まえ、デパートの編集型小型店という新機軸として東北1号店となる「MI PLAZA三越」や、おもちゃコンサルタントを擁した玩具・ベビー用品店「ユーロバス」など、7店舗を新たに誘致。あわせて、既存店舗のうち、特に人気の高い6店にはリニューアルオープンに合わせて改装を実施してもらいました。
リニューアル後の反響は上々で、狙いの定め方や対処法は適切だったという手応えを感じています。成果は数値にも表れていて、出退店工事や改装工事などで10日間ほどクローズしていた区域があったにも関わらず、2013年の売上は前年を上まわっています。従来からご愛顧いただいていたお客様に加え、新たなお客様にもお越しいただけるようになった証左だととらえています。
泉パークタウンは、三菱地所が40年かけてつくり育んできたニュータウンです。広い範囲の人々に対して街全体が求心力を発揮しているので、中心部に位置するタピオにも多くの方が足を運んでくださるんですね。これは、商業施設単体の出店では得られない大きなアドバンテージ。今後も、この強みを最大限に活かしていけるように、タピオの魅力アップに尽力していきたいですね。



INTERVIEW

リクエストにお応えするだけでなく、全館一丸となってスナモからも情報発信

リニューアルに際しては、リサーチ会社なども投入して、来館者調査やアンケート調査、ネット調査などを実施。「砂町が誇るデパート」「私たちのコンビニ」といったありがたい回答も多く、今までの数年で、一定以上の信頼や愛着を抱いていいただけてていることを実感できました。もちろん「●●の機能が足りない」「■■のようなお店もあればいいのに」など、不足感を訴えるご回答もありましたから、これらも参考にさせていただきました。
まず、従来機能の不足部分を強化する対策としては、クリーニング店やお子様向けの商材を扱う店舗を新たに誘致しました。ただ、お客様からのリクエストに応えるだけでは不十分。スナモからの発信も重要です。そこで、メインのお客様層が30代から40代のファミリーである点に着目し、多様なジャンルの商品をそろえてライフスタイルを提案しているような店舗の誘致を検討しました。例えば、ファッション用品だけでなく、そのファッションを身に着けた生活にフィットする雑貨やインテリア用品なども一緒に選べるといったイメージです。新たに「無印良品」「スタディオクリップ」などを誘致。家族そろってのショッピングを、より楽しんでいただけるように企図しました。
こうして15店舗の新規出店と12店舗の改装を決定しましたが、スナモの最大の魅力は、施設全体が醸し出す温かみや明るさです。既存店舗にも当事者意識を持ってもらうことが大切だと考え、気持ちも新たに臨んでいただくよう、呼びかけました。施設内には、「リニューアル宣言」という大きなポスターを掲示し、スナモが生まれ変わることを内外に向けて訴えました。
できることは全部やってオープン日を待つのみとなりましたが、天気予報では、台風の直撃が予報されていました。全スタッフが半ばあきらめ気分で当日を迎えたのですが、開店前から1200人ものお客様が並んで待っていてくださったのです。改めて、お客様から寄せられている期待の大きさや愛情の深さを実感できて、とても感動しましたね。今後も、地域でより必要とされる施設にしていかなければと決意を新たにしているところです。

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ポンテポルタ千住

ポンテポルタ千住

東京都足立区、隅田川と京成本線の間に広がる12万㎡超の敷地では、新たな街「ポンテグランデTOKYO」の開発が進行中です。11もある街区のうち、街の玄関口にあたるA街区で2014年4月に開業したのが、地上5階建てで約45もの店舗が入る大型ショッピングセンターポンテポルタ千住です。開発は三菱地所、管理運営は三菱地所リテールマネジメントが担当。千住エリア全体の活力を生み出す新たな起点にすることを目指しています。

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